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(完)雨の日に外階段が滑る理由|長野市施工事例 問い合わせのきっかけ|「雨の日だけ、怖いんです」

 

最初のご相談は、長野市内の戸建住宅にお住まいの方からでした。
「普段は何ともないんですが、雨の日だけ外階段がすごく滑るんです。家族が転びそうになっていて…」

外階段は玄関アプローチにあるコンクリート製。
築年数としては特別古いわけではなく、見た目にも大きな破損はありません。ただ、“雨の日だけ”という言葉が強く印象に残りました。

現地で感じた違和感|見た目は普通、でも足裏が不安定

現地確認は雨上がりのタイミングでした。
階段を目視すると、欠けや段差はなし。コケが一面に広がっているわけでもありません。

ただ、実際に足を乗せると、足裏がわずかに流れる感覚がありました。
特に段の中央部分。長年踏まれてきた場所が、周囲よりもツルっとしています。

ここで感じたのは、「劣化というより摩耗」でした。

比較した選択肢|やらなかった対策も含めて

現地では、いくつかの対策案を整理しました。

・階段を削って表面を荒らす
・屋根やひさしを後付けする
・滑り止め塗料を全面施工する
・部分的な滑り止め処理にとどめる

正直、どれも“できなくはない”方法です。
ただ、生活動線や費用、将来のメンテナンスまで考えると、すべてが最適とは言えませんでした。

判断軸|「今の困りごと」に対してやりすぎない

判断の軸に置いたのは、「雨の日の転倒リスクを下げること」だけに集中するという点でした。

外階段全体を大きく変える必要があるのか。
それとも、今の階段を活かしながら安全性を補えるのか。

ご家族構成や使用頻度を聞く中で、「毎日使うが、見た目は変えたくない」という希望もはっきりしてきました。

最終判断|条件付きで滑り止め施工を選択

最終的に選んだのは、踏み面(足が乗る部分)だけに滑り止め処理を行う方法です。
条件としてお伝えしたのは以下の点です。

・雨水や汚れがたまれば効果は落ちる
・定期的な清掃は必要
・万能ではないが、転倒リスクは確実に下がる

「それでも今より安心できるなら」と、納得いただいた上で進めました。

施工内容と現場の工夫|“やりすぎない”下準備

施工前に行ったのは、徹底した洗浄です。
泥・ホコリ・目に見えない粉塵を落とさないと、滑り止めは本来の性能を発揮しません。

その後、踏み面ごとに状態を確認しながら、摩耗が強い部分だけ施工範囲を微調整しました。
一律で塗るのではなく、「実際に足が当たる場所」を優先した形です。

仕上がりとお客様の反応|「感覚が全然違う」

施工後、乾燥を待って実際に歩いていただきました。

「雨の日じゃなくても、足裏の感じが違いますね」
「これなら子どもや親も安心です」

派手な変化ではありませんが、“怖さが減った”という言葉が一番印象に残っています。

同じ悩みを持つ方へ|原因は一つじゃありません

雨の日に外階段が滑る原因は、素材・摩耗・汚れ・靴底など、いくつも重なります。

必ずしも「工事しなければいけない」わけではありません。
まずは、何が原因になっているかを一緒に整理することが大切だと思っています。

現場でよく聞かれるQ&A

Q1. 雨の日だけ滑るのは普通ですか?
A. 普通ではありますが、安全とは言えません。水と汚れが重なると摩擦が一気に下がります。

Q2. コケがなくても滑るんですか?
A. はい。摩耗したコンクリートやタイルは、見た目以上に滑ります。

Q3. 滑り止めテープでも十分ですか?
A. 応急的には有効ですが、屋外では剥がれやすさに注意が必要です。

Q4. 清掃だけで改善するケースはありますか?
A. 汚れが主因の場合はあります。一度きれいにして判断するのも一つです。

Q5. 高齢者がいる場合はどう考えるべき?
A. 「転ばない前提」を作ることが重要です。早めの対策をおすすめします。